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「母校のために」林真理子氏が日大理事長候補に トップ交代で旧田中体制一新?(2022年6月2日)

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 田中前理事長の脱税事件などに揺れた日本大学で、次期理事長候補に作家の林真理子さんが選出されていることが分かりました。「母校をなんとかしたい」と語った林さん。旧体制からの脱却は果たせるのでしょうか。

 都内の住宅街。2日午前9時すぎ、報道陣の前に現れたのは作家の林真理子さん。

 作家・林真理子さん:「あす正式にもし決まりましたら、お話しできると思います。あした・・・。本当に私も『候補者の1人』ということなので・・・、これからどうなるか分かりませんので」

 何か賞を取るわけではありません。林さんが候補者になったのは、あの日本大学の理事長です。

 作家・林真理子さん:「(Q.いつ、どのような形で決まったのか?)ちょっと思い出せない。はぐらかしているわけじゃないんですけど。前の理事長がお辞めになった時ぐらいからですかね」

 日大の前理事長・田中英寿氏が逮捕されたのは去年11月。

 関係業者などからの謝礼金など所得から除外し、所得税約5200万円を脱税した罪に問われて懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡されました。

 日本大学・加藤直人学長:「田中理事長と永久に決別し、影響力を排除します」

 7万人以上の学生数を誇るマンモス大学は信頼を取り戻せるのか。新しい理事長候補として浮上した林真理子氏は日本大学芸術学部出身で直木賞作家。クリーンで文化的なイメージです。

 作家・林真理子さん:「(Q.オファーがあれば引き受けたい気持ちは?)それはもちろんございます。母校のためにちゃんとやろうという気持ちは持っていますので」

 ただ、経営の手腕は未知数。千葉商科大学教授で経済ジャーナリストの磯山友幸氏によれば、大学の責任者は学長と理事長がいて後者には経営の権限が集中するといいます。

 大学の統治システムに詳しい千葉商科大学・磯山友幸教授:「(一般的に)だんだん学校法人の経営が厳しくなっているので、学者さんではなかなか経営ができないとなってきているのが今の現状。(理事長は)やらなきゃいけないこともすごく大きいので、本来だったらどこか大きな会社で経営をした人とか、そういう人が(理事長に)選ばれるのが筋じゃないかなと」

 一連の問題を受け、日大への私学助成金は交付されないことが決まっています。昨年度は全国で2番目に多い約90億円でした。

 大学の統治システムに詳しい千葉商科大学・磯山友幸教授:「ずっと私学助成金が止まり続けると、経営破綻してしまいかねないと。経営体制を変えるということを今、一生懸命やってるということだと思います。外部から来た人がトップになるというのは非常に大きく変わったという印象を与えるし、イメージアップには当然なると」

 日大の新しい理事長は3日に承認されます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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